FXと水準維持
ユーロ/円は堅調なユーロ/ドル相場の影響もあって2週続伸する強い展開となりました。160円の大台を前に伸び悩む場面があったものの、週末時点で159円前後の水準を維持し、今週も160円を目指した相場展開が想定されます。ただ1月30日高値などが並ぶ159.40-50円台で頭の重さが意識されているため、さらに上値を追うには引け時点で159.50円を突破する勢いが必要と思われます。160円突破後は90日移動平均線や週足線が集中している160-161円台での攻防が焦点で、中長期的な上昇トレンドの軌道に乗ることになるか注目されます。一方下値は157円後半〜158円前半の水準が先週に続いて強い支持線になり、21日移動平均線の通る157.80円を引けで下回らなければ上昇基調は維持されると見られます。今週の予想レンジは157.00-162.00円。先週のポンド/円相場は210円をはさんでもみ合うこう着感の強い展開となりました。先月以来、FX取引、FX初心者、くりっく365、FX口座開設、FX資料請求 三角持ち合いのレンジを徐々に縮小する動きが続いているため、今週は現状の208.00-213.00円のレンジ内で方向感を探る展開が想定されます。210.00円を上回る水準を維持できれば目先上値追いが期待できますが212.00-213.00円が強い抵抗線となっており、この水準を突破できないとレンジ相場が長引く可能性も。今週の予想レンジは207.00-214.00円。オセアニア通貨は先週も堅調で、19日には年初来高値の99.53円をつけた他、週終値ベースでは26週線を上回り中長期的な上昇軌道に乗せてきました。ただ先週は高値更新後99.50円前後で上値が重く、100円を手前に足踏み状態が続いています。上値は昨年高安値の38.2%押し水準の99.50円が引き続き強い抵抗線になりますが、100円を越えてくると昨年11月9日の急落前の水準(105円)を取り戻しにいく展開も想定できます。下値では上昇トレンドラインや90日移動平均線など支持線の集中する98円前半や、21日移動平均線が通る97円前半が押し目のポイントに。FX 今週の予想レンジは97.00-102.00円。 オセアニア通貨は先週も堅調で、19日には年初来高値の99.53円をつけた他、週終値ベースでは26週線を上回り中長期的な上昇軌道に乗せてきました。ただ先週は高値更新後99.50円前後で上値が重く、100円を手前に足踏み状態が続いています。上値は昨年高安値の38.2%押し水準の99.50円が引き続き強い抵抗線になりますが、100円を越えてくると昨年11月9日の急落前の水準(105円)を取り戻しにいく展開も想定できます。下値では上昇トレンドラインや90日移動平均線など支持線の集中する98円前半や、21日移動平均線が通る97円前半が押し目のポイントに。今週の予想レンジは97.00-102.00円。  加ドル/円は堅調であった他のクロス円とは対照的に軟調な推移となり、2月7日以来となる105円割れの場面も。ただ値動きが収縮傾向にあるボリンジャーバンド内(105.50-108.00円)にとどまり、方向感が出るには至っていないため目先は持ち合い放れの動きに注目したい。上値は先週頭を抑えた直近高安値の38.2%戻し水準(107.55円)が強い抵抗線で、この水準で上値が重いともみ合いが継続する公算が高くなります。一方下値はボリンジャー下限や1月23日安値起点の上昇トレンド(105.00-105.50円)が強い支持線になっており105円台では底堅い展開となりそうです。今週の予想レンジは104.00-109.00円。 先週のスイスフラン/円は98円台でもみ合いとなり、週末に98.85円まで高値を更新するも99円手前で頭を抑えられる展開に。スイスフラン/円もまたボリンジャー上限に達しているため、99円を突破する勢いに乏しいといったん調整が入る可能性があります。ただ98.00-30円に支持線が集中しており下値は堅い印象。上値は99円の突破がポイントになりますが、99円台はこれまで滞空時間の短い水準であるため伸び悩む場合は戻り売りも検討したい。今週の予想レンジは98.00-99.50円。先週11日月曜日は東京時間動意薄となるも、夕方以降アジア株の大幅下落を急速に信用収縮懸念が巻き起こり、FX ドル/円が106円前半へ下落。しかしポンド/円は強いPPIを受けてインフレ懸念が浮上、下値警戒感から反発へ。NY時間は米株式に左右される展開となるも中盤以降ダウがプラス圏へ回復し、クロス円も堅調を維持しました。  前週末G7は世界経済が不透明な環境に直面との声明を発表するも、為替に関する記述は前回の内容を踏襲したため、週明けの為替市場に影響せず。ドル/円は前週終値より小幅高の107.51円で取引を開始しました。東京市場が建国記念日で休場となったため東京時間は動意薄でしたが、午前に公表された豪州準備銀行(RBA)四半期金融政策報告で、今年6月のインフレ見通しが引き上げられたことから、RBAの追加利上げ観測が高まり豪ドル/円が96.94円まで急伸。しかしその後は香港株など他のアジア株やダウ先物の軟調な値動きにつれてドル/円はじり安に。夕方にはG7声明で世界経済の下向きリスクに言及があったことが材料視され、インド株などアジア株が総崩れに。また英紙で邦銀が抱える巨額なサブプライム評価損が今後火種になるとの見方が報じられたことから、ドル/円が107円を割って106.32円まで一気に下落。ユーロ/円も156円手前の水準から154円後半へ急落しました。一方豪ドル/円などオセアニア通貨の下落は限定的で、ポンド/円は朝方から2円以上安い206.55円へ下げるも、その後発表された英1月生産者物価指数(PPI)が予想以上に強含んだことから208円台へ急反発。ドル/円もポンド/円の反発につれて買い戻されロンドン時間は円買いが一服。その後ダウ先物が前日比プラスへ上昇するとドル/円は一時107円台へ。しかしNY序盤に米保険大手AIGが監査法人から内部管理の不十分さを指摘されたとの報道で、ダウが100ドル以上下げ幅を拡大すると、ユーロ/ドルの1.45ドル割れもあってユーロ/円が夕方につけた安値を下回る154.29円を示現。ただNY中盤以降ダウがAIGショックを乗り切って上昇へ転じたことから、その後は回復基調となりユーロ/円がNY序盤の水準155円前半まで反発した他、ポンド/円もインフレ懸念の台頭を背景に208円後半まで回復。しかしドル/円は107円手前まで戻すと上げ渋りこう着した展開に。 FX  12日火曜日は海外時間以降、英CPIなどを巡る思惑から欧州通貨主導の値動きとなり、NY時間モノライン救済の報道から欧米株が大幅高を示すと、ユーロ/円が一時157円を示現するなどリスク許容度回復を受けて幅広く円が売られる展開に。  東京時間はNY時間の円売りが一服しドル/円・クロス円とも小動きで推移。日経は横ばいで取引を終えるも、大幅な純利益を計上したスイス大手銀のクレディ・スイス決算を好感して午後からユーロ/円中心にクロス円がじり高に。夕方にはユーロ/円が155.71円まで上昇し、ドル/円もクロス円の上昇を受けて107円台へ。またポンド/円は英1月消費者物価指数(CPI)の発表を前に、前日の生産者物価指数(PPI)に続いてCPIが強含むとの思惑から209円台へ買い上げられる場面がありましたが、CPIが結局予想を下回ったため1円近く急落し208円割れへ。一方独2月ZEW景況指数は市場予想および前回結果より改善を示し、ユーロ圏景気の先行き懸念後退を受けて市場はユーロ買いで反応。その後欧州株やダウ先物が堅調に推移したことから、ポンド/円は安値から反発し209円台を回復するなどクロス円が強含みとなり、豪ドル/円も先週5日以来の97円台へ上昇。またNY入りに米著名投資家バフェット氏が、経営破たんが懸念されている金融保証会社(モノライン)の債務を引き受けるとの報道でダウ先物がさらに上げ幅を拡大し、ユーロ/円がつれ高となって156円台へ。一方ドル/円は107.51円まで同日高値を更新するも、欧州通貨に対するドル急落が重石となって上げ渋る展開に。また米金融機関6社による住宅ローン滞納者への差し押さえを30日間凍結との報道もあって、ダウがその後200ドル高を示現、しかし中盤以降伸び悩んだためクロス円の上値追いも一服、引けにかけてやや軟調に推移しました。13日水曜日は強い米小売売上高を受けてドル/円が108円台へ急伸、また市場でリスク志向が増してきたことを背景にクロス円も全面高となり、ユーロ/円が158円手前へ大幅続伸しました。FX  東京時間は前日NY時間の軟調な地合いを引き継ぎクロス円が上値の重い展開。日経は前日のダウ大幅反発を受けて午前から200円を超す上昇を示すも、旧正月明けの中国上海株式が大幅下落して始まり、ユーロ/円は156円前後へじり安推移。ドル/円も107円前半で頭の重い展開が続き、午後になると一時大台を割って106.98円の安値を示現。夕方以降は特にオセアニア通貨の下落が目立ち、豪州系銀行の評価損拡大とのウワサで豪ドル/円が夕方に96.05円をつけ前日高値から1円以上下落した他、NZドル/円も84円割れ水準へ急反落しました。しかし強い英1月失業者数を受けて209.10円の安値を示現していたポンド/円が下げ渋り、その後さらにBOE四半期インフレ報告で「政策金利を据え置けばインフレ率を目標値の2.0%以下に抑えられる」とタカ派的見解が示されたことからポンドの買い戻しが加速し211円台へ急反発。他のクロス円にもポンド/円の上昇が波及し、ユーロ/円が昨日高値を越えて157円台へ。ドル/円も107.50円前後へ上昇しました。そしてNY入りに発表された米小売売上高は前月比+0.3%と、悪化を予想した市場予想の-0.3%を大きく上回り、ウェートの大きい自動車を除いた指数も強い結果に。市場では米個人消費の落ち込みが懸念されていたため、この結果を受けてドル買いが殺到。ドル/円は1月15日以来のレンジを突破して108円乗せを達成。ダウ先物も米小売を好感して急伸し、市場でリスク志向の円売りが幅広く持ち込まれクロス円が一段高に。ユーロ/円が157円後半へ上昇した他、ポンド/円が2月5日以来の212円台へ。豪ドル/円も97円前後まで戻しますが、戻り売りに押されて昨日高値には迫れず。ダウは結局170ドル高で取引を終え、ドル/円・クロス円とも概ね高値水準を維持して引けとなりました。  14日木曜日は欧州時間以降円売りが強まるもFRB議長の議会証言での弱気発言を受けて米景気減速懸念が強まりNY時間は株安・円高が進行。ドル/円は108円台を維持できず107円後半の水準へ反落、ただ下げ幅は限定的で朝方には下げ渋る展開に。  東京時間は全体的に小動きながら、ドル/円が108円前半でしっかりした値動き。朝方発表された本邦第4四半期GDP速報値が、前期比+0.9%と市場予想の+0.4%を大きく上回ったことを受けて日経が180円高で寄り付くと、アジア株も軒並み上昇。しかしクロス円は株高にも上値の重く、ユーロ/円は157円前半へじり安となりました。一方豪ドル/円は午前に発表された豪雇用統計が4.1%と過去最低水準を示したことを受けて97円後半へ急伸、その後も堅調な展開に。午後になると日経が上げ幅を500円以上に拡大し、市場のリスク志向を受けて他のクロス円でも円安傾向が強まり、ユーロ/円は1.46ドルへ急伸したユーロ/ドルのサポートとなって2月5日以来の158円台へ上昇。スイス大手銀行UBSの決算が発表されるも損失が市場の想定内となったため影響薄で、ロンドン時間もクロス円買いが継続。ドル/円もつれ高となってじりじりと上昇し、NY入りに米12月貿易収支が市場予想より赤字額を縮小させると、ドル/円はその後108.60円まで同日高値を更新しました。市場の関心を集めたバーナンキFRB議長の議会証言では、米景気の下向きリスクや銀行のサブプライム損失が拡大する可能性などに言及。またインフレについては適度に抑制的であるとするなど全体的に利下げを示唆するハト派的な内容となり、ドル/円が108円を割って107.75円へ下落。ダウも大幅反落となり、98.10円まで同日高値を更新していた豪ドル/円が97.10円台まで下押し。ただユーロ/円は対欧州通貨でドル売りが加速したことから下げ渋り、158円前後でもみ合いに。また明け方米金融保証会社(モノライン)大手FGIC社が格下げとの報道が入ったもののリスク回避の円買いは限定的で、朝方には株価・クロス円とも下げ渋る展開に。